せんしゃの、なんでも雑記

「三日坊主」で終わった時は炎上させて下さい

ボカロPになりたいだぁ?ボカロPってのは「なる」んじゃねぇ!!「続ける」だぁあ(白目)!

 

はい。どうもみなさん、せんしゃです。

昨日の記事、色々な方に見て頂けたようで、本当にありがとうござりまする…!

 

今回の記事のタイトルがですね、「続ける」とか豪語したくせに、まるでもってブーメランなんですね。投げたら1万倍の威力で返ってきた感じですね。はい。

 

曲作りを継続することの難しさと言ったらもう…!

ごめんなさい、愚痴のようになる前に書きます!

 

ところで皆さん「ボカロPになる!」って、どういう状態を示すとお考えでしょうか…?

 

ボカロ曲処女作を投稿する…?

人気の楽曲にランクインする…?

サイト「ボーカロイダーズ」に載る…?

初音ミクwikiに載る…?

ニコニコ大百科に載る…?

殿堂入り?もしくは…名曲ランクイン…?

自分の作品を支えるクリエーター集団を組織できる…?

オリジナルアルバムができる…?

信者を増やす…?(おい)

通販で売れる…?(これはなんか違うな)

楽曲が「軽い小説」の原作になっちゃう…?

音楽業界の界隈でゲストに呼ばれる…(まじかよ…)

アーティストとして会社と契約…?(ヱー( ゚д゚)?)

まさかのラジオパーソナリティ化…?(ちょ…ま…)

あ、あ、アニメ化の原作になる…?(ファアアアア) 

 

…とまぁ、いくらでも考えられるわけですが、やっぱり上記に共通してることと言えば、「楽曲を作り続けること」が重要になってきますよね。

 

しかし、そもそも「ボカロP」という言葉の定義自体は正直はっきりしていません。

社会に認知されてこそ初めてボカロPかもしれません、否、ボカロを用いて曲を創りだしたらもうみんなボカロPであるとも言えます。

 

ただ、折角苦労して作った自分の渾身の楽曲であれば、どうせなら多くの方に聴いてもらいたいと思うのが当然のことです。

だからこそ、少しでも多くの方に聴いてもらえるように努力せねばなりません…。

作っただけで本当に満足なら、ニコ動もYouTubeも要りませんもの。

 

(上記の羅列は誇大妄想が過ぎると怒られそうですが、それほどに、自分のアプローチ次第で様々な道が開けていく可能性は無限大でもあると言えます。)

 

ここでですね…。みなさんに大変申し上げにくいことが御座います。

昨日の記事の中で

楽曲の旋律に執着するより、自分の楽曲にストーリー性を持たせるのが手っ取り早くて良い

と、ほざいておりましたが、ここに大きな落とし穴が御座います。

 

楽曲のテーマを考え続けることの苦行

 

昨日のブログを閲覧した方で、至言のようなツイートをしていた方がおられました…!

 

この通りなんすよォ…!!まったくもって…!!

 だからこそ、ボカロPには、自分独自のアイデアを常に探すことがより必要となるわけですよね。

 

俺のような弾けない!読めない!人にとっては、

「打ち込み」という苦行に、更に苦行の連続…orz…。

 

楽曲の差別化要素は、その楽曲の「物語性」によって生まれてくるというお話を、昨日の記事でお伝えしましたが、それには、何かしらの物語を考え、ひとつの「起承転結」もしくは「序破急」の展開として完結するお話として構築する能力が求められます。 

また、そうした物語のアイデアを常に自分の中に持っておくために、社会にアンテナを立てておくべきなのです。

 

 

テーマが見つからないならば

例えば、投稿したいと思っている曲の歌詞を、投稿する季節と絡めるなどが一番やりやすいかもしれません!

春曲…夏曲…秋曲…冬曲…。

例えば秋なら…紅葉…お芋…読書…音楽…芸術…食…一番過ごしやすい季節…儚い季節…などなど…!

ブレインストーミングではありませんが、やはり連想されるワードをまとめあげることが新しい発想に繋がったり。

 

それにですね、タイムリーな楽曲は、やはり受けが良いと思われます。

そこで下に続きます。

 

 

狙うは「今週のVOCALOID特集」


今週のVOCALOID特集|VOCALOID×niconico -ボカニコ-

こちらの特集では、よく季節モノ、巷で話題モノのピックアップをやっております。

俺はこちらにて、自分の投稿した楽曲9作品のうち、なんと3作品がピックアップ作品にノミネートされてたりします。

 

 

 


雨の日に聴きたい ボカロ楽曲特集♪|VOCALOID×niconico -ボカニコ-

↑シャイニー・レイニーという作品がノミネート。

 

 

 


GUMI5周年誕生祭♪|VOCALOID×niconico -ボカニコ-

↑「レイニー・レイディー」「幻想図書館」がノミネート。

 

 

 

しかしそれは俺がいい曲作ったから、とかそういう話ではないのです。

話題になりそうなタイミングに、

ある程度のクオリティを持った(前記事にてご紹介した「ズボラしまくった結果簡略化に成功した」)作品として、投稿したからです。

(戦車Pが「戦場P」と誤表記されてたりしましたが…(笑))

 

春夏秋冬のルーチンを回していくだけでも、レパートリーになりそうです。

自分で課題を設定することが苦手ならば(俺もそうなので)、周りの環境をアンテナに引っ掛けて、テーマに利用することで、季節性という単語を武器に、ピックアップノミネートを狙いましょう。

 

ここで、便利なタグがございます。

VOCALOID社会派」

凄くカッコイイタグですよね、「社会派」って。

社会で騒がれていること、現象、問題などを、このタグを付けて楽曲に。

そして、そこに自分の考えを盛り込めばいい。

言葉にすると単純かもしれませんが、自分もやろうと思ってまだ一度もできていないので、挑戦中であります!

 

全くまとまりのない、ざっくばらんな記事になってしまい申し訳ありません。

ですが、なにかのヒントになれば幸いです!!

 

ボカロPになりたい?楽譜読めない!楽器弾けない!自分でもボカ曲は作れるよ!

そう。パソコンならね。

 

はい。すいません。

そうです。要するに、DTM(デスクトップ・ミュージック)で楽曲を作るわけなんですが、最初に申し上げておきたいことがあります。

 

楽器弾けなくても、楽譜が読めなくても、パソコンのソフト上で、音符をポチっと埋めていく「打ち込み」という作業をすれば、音楽が作れるんです。

(そんなの知ってるよ!という方、作って楽曲を公開されている方。ごめんなさい、今回の話が蛇足でしかないです)

 

自分は音楽に関する知識(音楽理論、作曲技法、進行に関する知識、楽譜・楽器に関するスキル)等が全くありませんが、現状、それでも音楽が作れてます!!

 

「打ち込み」という苦行

ただしですね、この「打ち込み」式作曲、制作にとても時間が掛かるので非常に面倒くさいのです。

弾ける人ならおそらく、録音機材かもしくはDAW(音楽制作ソフト)のREC◉ボタンを回して、サーッと十数秒で弾けてしまうような16小節32小節。

これがなんと、打ち込みですと、こだわり方によっては10分、20分、30分でも無限に時間をかけられます(かかります)!ファアアアア

 

しかしながら、俺こと、せんしゃの独自作曲法(砲)を用いれば若干は効率的に音楽が生成できるかも…しれません…。(自信ない)

 

①一度打ち込んだベースライン、ピアノのライン、ドラムのリズム。ひたすら使いまわす。


【GUMI】幻想図書館【オリジナル】 ‐ ニコニコ動画:GINZA

 

自分にとっても一番思いれ深い楽曲「幻想図書館」ですが、こいつ、実は相当な「ズボラ楽曲」です。(是非とも聴きながら読んで下さい!)

 

正に、歌詞を聴かせるためだけに急遽生成された「決戦用兵器」と言えましょう( ー`дー´)キリッ

 

最初にはじまるテレテレ~♪のピアノの旋律。これ、ラスサビまで使ってますからね。

リフレイン的な技法と言うと聴こえが大変宜しいのですが、その当時は簡略化することしか考えてませんでした。スミマセン。

そしてベースライン。すべてベタ打ち!!もう、ベタ打ちしかしてない!!!

 

 

②あくまでも基本に忠実。鉄則を破るべからず。

 

 最初→Aメロ→Bメロ→(アドオンのメロ)→サビ→(間奏)→二番へ…

この流れ、リスナーに凄くわかりやすいように作っているつもりです。

やたらと食い気味にベースが入る進行、スタッカートが効いたビート、ピアノのリズムが独特、というものを徹底的に削ります。なぜか。

複雑になればなるほど、勿論楽曲がカッコイイんですが、打ち込みではかなり面倒だからです。

なので、出来る限り進行や旋律のリズムを複雑にしない!

 

鉄則→「わかりやすいものにする」

 

③音源は引き算で!

 

極力音源は足しません!

よくTwitterでは「自分の楽曲、今タイムラインにトラック50くらいあるぅ~」とか見たりしますが、俺としては理解不能です。

 →MIXがややこしくなるじゃん!もうこれに尽きるんです。

 

げんとしょ(幻想図書館)、トラック、全部通してもおそらく15も使ってません。

場所によってはベースとSEとGUMIちゃんの声しかないパートもあります。

つまり3トラック。

 

曲として破綻してると思っちゃったでしょ。いや、破綻しているといえばしているんです。しかし、曲を聴かせるというのとは別の目的があるので、なんとか破綻を免れているんです。④に続きます。

 

④楽曲の旋律そのものより、その音楽を通じた「ストーリー」に力を入れる。

 

早い話、楽曲の旋律に執着するより、自分の楽曲にストーリー性を持たせるのが手っ取り早くて良い、ということです。

なぜか。だって考えてみてくださいよ。どんなに苦労したところで、KZさんみたいなプロ的な音源には近づけません!(勿論近づく努力を怠ってはいけませんが…)

 

自分は楽曲制作するにあたって、音楽の旋律そのものよりも、その旋律に寄り添った楽曲のテーマ性、または歌詞を通じた「物語」をリスナーに届けたいと思って作っています。

そういった意味では、音楽は物語を届ける道具であると考えています。

(旋律を御座なりにしているわけではありません!!個人的な志向です!)

「音が楽しい、音楽自体を楽しむ」という感覚も勿論あります。凄く大事なことです。これがなければモチベーションも維持できません…(笑)。

 

しかし、それだけでは他にもっといい音色、いい進行、いい構成の音楽がありますので、自分の音源が無様に感じられるだけだ、と割りきって考えています。

 →要するに、既存の素晴らしい楽曲達との「差別化ポイント」が不明確なのです。自分らしさ、に言い換えてみてもいいかもしれません。

 

鉄則→「どこに差別化ポイントを設けるか」

 

ボカロPになりたい!という雑誌があるけども…

正直、打ち込みだけで作る意志があるならFLstudioがオススメです。

それでも極力、金は掛け過ぎず、「効率的に」をモットーに!

自分はFL以外使わないので…他にもっといいのがあるのかもですが…。

 

人気のボカロ曲、みんな曲のテーマにもエッジが効いてますよね。いろいろ分析してみると面白いですよ。

BPMが平均して160以上、とか、なんのコードなのか。とか。

 

もし、あまり伸びていない御方、自分を底辺のPだ、とか蔑まないで下さい。

まだ「差別化要素」がつかめてないだけでしょう。

 

スキルがなかろうと、これからPやりたいと意志に燃えている方、苦行だと思わず、「修行」に昇華させて、割りきってみてもいいかもです。

 

天皇から勲章を授かったお爺、美空ひばりの服を縫ったお婆の話

今週のお題「憧れの人」

 「全くのへーぺーの巡査」から、叩き上げで、「警備警察のエリート指揮官」にまでのし上がった男

 

憧れの人は、俺の場合ですと、案外とても身近にいるものです。

俺のお爺(82)お婆(81)がそうです。

82の今でも、パソコンを使いこなし、

最新のPC雑誌を読んだりし、

録画した大量のBSチャンネルの番組を片っ端から見続ける、

俺のスーパーお爺のお話です。

 

凄く長くなるので、今回は、お爺にスポットを当ててお話します。

 

大雑把に申し上げますと。

 お爺は警備警察というところで、国家を揺るがす犯罪、今で言うなら「テロ攻撃」「極悪・重大犯罪」などから国を護るための作戦を計画する作戦参謀という大役を務め上げた男です。

退役した後、天皇から「瑞宝章」という栄誉ある勲章を賜りました。

 

経歴を追っていきますと、現役時代には、

①過激化した安保闘争での暴徒鎮圧、

 →学生に、火炎瓶をなげつけられそうになったそうです。

 

日本赤軍との戦闘を経験、

 →敵軍の拠点で装甲車がエンストしたそうです。袋叩きに合う前に脱出に成功したようで。

 

③あの有名な「浅間山荘事件」にも

 →本部に顔を出したりしています。そう、浅間山荘事件と言えば、あの、伝説の「カップヌードル」ですよね!!

お爺も、その時はじめて食べたそうです。氷点下10~20℃の現場では、本当にありがたかったと話しています。(因みに今でもよく食べています。醤油味が好きなようで)

 

④ 来日した国賓を護る、セキュリティポリスの警備計画を担当

 →護衛する国賓の中には、あの大英帝国のエリザベス王女、「片目のダヤン」、英国皇太子など、とんでもない方々ばかり。

国賓から「感謝のしるし」としてお爺が頂いた品の中には、上記にもあります「片目のダヤン」と称されたモーシェ・ダヤンから賜ったものありました。

動物の皮で丁寧に作られたいかにも高級そうな水筒でした。

 ダヤンは中東戦争で、司令官としてイスラエル国防軍を指揮し、イスラエルを勝利に導いた「片目の英雄」です。海賊のようなアイパッチがカッコイイ人です。

そんな男から、護衛計画全般が見事だったと賞賛され、感謝の品まで頂いたのです。

 

お爺の何がそんなに凄いのか。まとめると。

それは、学歴があるエリートのスタートではなく、「全くのへーぺーの巡査」から、叩き上げで、「警備警察の指揮官」にまでのし上がった男だったということです…!

 

 お爺、波瀾万丈の人生

 

 戦時中、空襲で実家を焼かれ、すべてを失った当時まだ中高生のお爺は、今でいうところの「ヤクザの下っ端」になりました。

ぐれちゃったんですね。家財が焼かれたために、昼間は日雇いで働き、夜は高校の夜学に通う。そんな生活をいつまでも続けていれば、確かにぐれちゃうのもわかります。

本当に腹にサラシを巻いて歩いている姿を、お婆が目撃していたり。

 

 しかし、その荒れた生活から、野垂れ死にしかねないと、お爺を不憫に思った、お爺の幼なじみでもあるお婆は、警察に入ることをお爺に勧めます。勿論、当時のお爺は「糞食らえだ」というほど警察が大嫌いだったのですが 、

・三食飯が出る

・衣服は支給され、寝るところもある

・安定して給料が出る

この正に「衣食住」すべてが整った環境は、当時でもなかなか無い、魅力的な労働環境だったようで、お爺は嫌々ながらも、警察に就職しました。

 

ここから、悲劇にまみれた青春を過ごしたお爺の、「人生逆転劇」が始まったのです。

確かに、一時は、単に「ぐれたチンピラ」だったお爺ですが、頭がとても実は良かったんですね。家が大変貧しかったので、進学は出来ませんでしたが、学校の先生からは「進学しろ」と怒られるほどだったそうです。

 

警察の内部試験には、試験がある度に毎回トップで合格。

職務を続けながら、常に帰宅しては勉強。勉強。勉強。

俺の母さん、お爺にとっての娘が生まれてからも、ずっとずっと勉強勉強勉強。

それをずっと繰り返しながら、出世を果たしました。

 

彼はこう言います。

「人を絶対信用するな。男は絶対に泣くな。チャンスを逃すな。そして己を見定めて、己と己を愛する人だけを信じろ」と。

若い頃に苦しんだ多くの経験からか、なかなか癖のある物言いですね。

お婆にはいつも「ひねくれ者」と呆れられていますが、彼の言葉には、それ相応の説得力があります。

 

お爺と一緒にお酒を呑むと、幾らでも逸話が飛び出しますが、すべてまとめて書くには、自分の文章構成力が足りません…。

 

今の「何もない自分」、「何も成し遂げられていない自分」。

そんな自分の小ささに、話す都度気づかせてくれます。

 

嘘のように聞こえるでしょう…が…本当のお話です…。

勲章の写真、今度お爺のお家におじゃましたら、撮りますね!

 

お婆の話は、またこんど!